山口県の北部で日本海に面した「長門市」ではヤマトシロアリとイエシロアリによる住宅被害がみられる地域です。
ヤマトシロアリとは、北海道の一部を除いて日本全土に生息するシロアリで、日本の家屋害虫とされています。
イエシロアリとは、千葉県以西の温暖な海岸線に沿った地域に散発的に発生しているシロアリで、本州の日本海側の地域では、長門市や萩市、下関市の一部の地域に生息が限られています。イエシロアリは、加害が激しく、国際自然保護連合(IUCN)が定めた「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれています。
シロアリは、木材の成分を餌として、建物の土台や柱を食べますが、
シロアリ駆除・予防はシロアリの種類や建物の構造によって対策方法が変わります。
つまり、長門市では、ヤマトシロアリとイエシロアリによる住宅被害を防ぐ対策を行うことが必要です。
新築時の土壌処理
イエシロアリは１００ｍもの蟻道を伸ばす言われ活動範囲が広く、一か所の侵入経路からでも建物全体へと被害が及ぶことがあります。加えて、イエシロアリは「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれるほど加害が激しいため、イエシロアリの生息地域では基礎コンクリート工事前に直接土壌面にシロアリ防除剤を散布することが望ましいのです。
ここでは長門市でのシロアリ駆除、シロアリ予防対策について説明します。
長門市のシロアリ駆除
長門市のヤマトシロアリとは？
長門市に生息するヤマトシロアリは、主に腰丈から下にある建物の部位を食害しますが、雨漏りなどによって木材の湿度が保たれた環境にあると、天井裏まで被害が及ぶことがあります。
床下のシロアリ被害
長門市でヤマトシロアリを駆除・予防するには？
ヤマトシロアリは、３～４万頭ほどの大きさのコロニー（巣）で生活をしていると言われています。
百万頭のコロニーに及ぶイエシロアリと比べれば小さな集団ですが、
ヤマトシロアリは、巣を再生する能力に優れており、巣の存続の危機になると、偽職蟻（ぎしょくぎ）が生殖階級に変態をして、巣を再生させることができます。
ある学説によると、２５匹の職蟻の生き残りで、ヤマトシロアリのコロニーは再生するとされており、繁殖能力に優れたヤマトシロアリは、加害場所自体が巣であると言われます。
シロアリ防除施工（袖壁）
コロニーの再生能力に優れたヤマトシロアリの駆除では、被害場所を把握した的確な処理が必要です。
長門市では４月からゴールデンウィーク頃までヤマトシロアリの羽アリ！
ヤマトシロアリの羽アリ
シロアリは、警戒心が強く滅多に人前に現れないため、普段の生活ではシロアリ被害に気付くことは難しいですが、シロアリの巣が発達してある程度大きくなると、一部のシロアリが羽アリとなって飛び立ち新たな場所で繁殖をしようとします。
いわゆる、「巣別れ」のようなもので、長門市では、４月からゴールデンウィーク頃までヤマトシロアリの羽アリが飛び立ち、羽アリの発生でシロアリ被害に気付く方がほとんどです。
前述のとおり、シロアリは、数万頭以上の集団で生活をしていますので、部分的に殺虫スプレーを撒いても、他のシロアリがその場所を避けて、新たな道を作るなど、被害が拡大してしまうことも珍しくありません。
羽アリが発生したら、そのままの状態で専門の業者に相談してください。
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長門市でシロアリ調査・見積もりは無料です！
長門市の「シロアリ駆除の匠」は、しろあり防除施工士の資格と豊富な経験のある者がシロアリ調査・見積もりにお伺いします。
シロアリ駆除業者の一部には、シロアリ調査員へ厳しいノルマを課すなどによって、業者のノルマ達成のために、必要性の低い商品や不本意な契約を迫られて後悔される方もいます。
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