糟屋郡では、ヤマトシロアリとイエシロアリによる住宅被害がみられます。

シロアリはほとんどの場合で床下から建物に侵入をしてきて、 木材の内部を移動し、加害していくため、日常生活の中では被害が進行するまでは気付くことができません。

「シロアリ駆除の匠」は糟屋郡（宇美-篠栗-粕屋-久山-新宮-志免-須恵）で、経験豊富な「しろあり防除施工士」による無料調査見積もりを行っています。

シロアリ被害が進むと、様々な支障をきたしてしまいますので、早めに「シロアリ駆除の匠」にご相談ください。

このページでは、「シロアリ駆除の匠」が行った糟屋郡でのシロアリ駆除の事例を紹介しています。

糟屋郡宇美町でのシロアリ駆除

糟屋郡宇美町では、ヤマトシロアリによる住宅被害とイエシロアリによる住宅被害がみられます。

イエシロアリ駆除の事例（ベイト工法）

福岡県では、６月のジメジメした夜には茶色い羽アリが飛びます。 梅雨の茶色い羽アリは、イエシロアリというシロアリの羽アリです。 梅雨の羽アリは光に集まる習性が強く、夜中に家の窓から光が漏れるとサッシをくぐって家の中に侵入してくることがよくあります。 もしも、家の中から大量に発生している場合は、シロアリ被害が原因で羽アリが発生している可能性が考えられます。

宇美町はイエシロアリ被害の多い地域です。 今年の梅雨も糟屋郡宇美町にお住いの方から、「羽アリが大量に発生している・・」というお電話を頂きました。

シロアリ調査

羽アリの発生原因がシロアリ被害が原因かどうかを調べるには、床下調査を行います。 こちらのお宅様では、写真のようにシロアリが基礎に蟻道（ぎどう）と呼ばれる通り道を作って侵入しています。

写真のように、蟻道の内部はトンネル状となっており、シロアリが地中の巣と餌場（家）との間を行き来しています。

シロアリは僅かな隙間から家に侵入してきます。 写真は、換気口の隙間に道を作って土台に到達しています。

このような状況をデジタルカメラで撮影した写真をお見せして、現在の状況、対策方法、お見積りの内容をお伝えしました。 娘さんと検討され、後日、工事のご依頼をお受けしました。

駆除の完了まで

写真は、シロアリが好んで食べる成分に脱皮をさせない薬を注入したベイト剤を食べさせているところです。 イエシロアリは、一つの拠点を中心として、餌場を探して様々な道を作ります。 また、シロアリは、仲間同士で餌を分け与える習性があり、 職蟻によって、王・女王、兵蟻は、餌を分け与えてもらっています。

つまり、職蟻に脱皮をさせない薬を食べさせて、巣全体に回らせることで職蟻は脱皮ができずに死んでしまい、やがて、残された、王・女王、兵蟻などは餓死してしまいます。

写真の様に、駆除の末期には、餌を与えられない兵蟻がパニックとなって蟻道の外に出てくることがあります。

シロアリの再侵入の防止（シロアリ予防施工）

シロアリが再侵入しないように、床下からの処理ができない風呂場などは、タイルの目地などから穿孔して薬剤を注入します。

床下からのシロアリが侵入しないように、基礎の立ち上がりなどに薬剤散布を行います。 こちらのお客様宅では、防腐、防カビの処理も行っています。

糟屋郡篠栗町のシロアリ駆除

イエシロアリ駆除の事例（薬剤散布処理）

糟屋郡篠栗町にて、 取引業者からの紹介でシロアリ調査に訪問しました。

タンスを動かしたら、見たことない虫がウジャウジャいて畳が食べられているとのことです。 お知り合いの建築業者さんに相談されたところ、当店をご紹介いただきました。 篠栗町はヤマトシロアリとイエシロアリの2種類のシロアリ被害がある地域です。

シロアリ調査

天井裏に入ると、イエシロアリの分巣を発見しました。 こちら側のシロアリ被害は、玄関のポーチ柱から侵入していて、床下からは確認できません。

シロアリ駆除・予防

少しでも早く駆除を終わらせて欲しいというお客様のご要望で、薬剤散布によるイエシロアリ駆除を行いました。

巣の内部です。数日前に事前処理を行っていましたので、シロアリの個体は少ないです。

頭が茶色いシロアリは兵蟻という階級のシロアリです。

分巣や蟻道の状況など確認を行いながら、駆除を進めていきます。 写真は、中天井で、シロアリの薬剤を注入処理した後です。

糟屋郡粕屋町でのシロアリ駆除

付き合いのある工務店のお客様からシロアリ予防工事の見積もりの依頼をお受けしました。 「シロアリ被害の有無」「シロアリの種類」「建物の構造」などによって、駆除方法が違い、費用も変るため、お見積りには現地調査が必要になります。 工務店さんに、現地調査の日程を調整して頂き、お客さま宅に訪問させて頂きました。

シロアリは床下から侵入してくるため、床下を調査する必要があります。 床下へは、和室や床下収納庫から入ることができますが、 こちらのお宅様宅は、台所の床下収納庫から床下へ入りました。

ちなみに、築30年以上は経っており、これまで、シロアリ予防工事はされていないとのことです。

シロアリ調査

脱衣場の下でシロアリの通り道（蟻道）を確認しました。 シロアリ駆除は、シロアリの種類を特定する必要があります。 この段階で、種類の断定はできませんが、 蟻道の特長から、ヤマトシロアリと推定していました。

次に、玄関のホールで蟻道を確認しました。 この段階で、ほぼヤマトシロアリだと、確信しました。

写真の様に、宙に浮く蟻道は、「空中蟻道」と呼ばれ、ヤマトシロアリの蟻道の特長です。

蟻道を崩すと、兵蟻が出てきましたが、頭の形でシロアリの種類を確認できます。 「ヤマトシロアリ」でした。

ただし、稀に、一つの家にヤマトシロアリとイエシロアリの両方が侵入しているケースもありますので、 ヤマトシロアリを確認したからといっても万が一も想定して調査を続けます。

シロアリ駆除

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被害部位やシロアリが侵入しやすい箇所の土台や柱などにドリルで穴をあけて薬剤を注入していきます。 そして、木材表面にシロアリ防除薬剤を吹き付けます。 防腐や防カビにも意識をする必要があります。

こちらは、被害部位に薬剤を注入して約2時間後の写真です。

シロアリがパニックになって、蟻道からでてきてノックダウンしています。

ヤマトシロアリは、少数の生き残りから、巣を再生する力があるため、 蟻害木材の内部にうまく薬剤を回すことが重要です。 薬剤がうまく回っていることがわかります。

床下から薬剤を注入することができない場所に対して、土壌処理を行います。

床下から薬剤を注入することができない場所に対して、吹き付け処理を行います。

糟屋郡久山町でのシロアリ駆除

リフォーム中に、壁を解体したら、「シロアリが出てきた」と連絡があり、シロアリ調査に訪問しました。

1年前に、シロアリ調査を依頼した業者さんでは大丈夫といわれたのに・・ということでした。

写真は、脱衣場の床下です。 一見、何もないように見えます。

基礎の隙間からシロアリが「蟻道」を作って侵入しています。

こちらはとてもわかりにくいですが、蟻土（シロアリが持ってきた土）と思われるものがみられました。

マイナスドライバーで突き刺すと、木材が空洞化しているのが分かります。

根太も空洞化しています。

初めに壁の解体でシロアリ被害に気付かれた袖壁からのシロアリの侵入は、目視調査では気付くことができませんが、 このように、 床下調査においては、こちらのお宅様の家では、風呂場からのシロアリの侵入によって、脱衣場に白アリ被害が確認できました。

また、天井裏においてもヤマトシロアリ被害がみられました。 ヤマトシロアリは、床下での被害が主ですが、これは雨仕舞が原因によるものと思われます。

この後、以前に調査を依頼した業者にて再度、床下調査を実施されたようですが、蟻害に気付けなかったそうです。 聞くところによると、調査をされた会社は本業が清掃業だそうで、白アリ被害現場の経験が少なかったのかもしれませんね。 このように、シロアリ調査にも専門と専門でない業者の違いが表れてしまいます。

シロアリ駆除

後日、駆除施工をさせて頂くことになりましたが、雨漏りをしていたバルコニーを解体すると、写真の様に広い範囲で蟻害と腐朽をしているのがわかりました。 防腐面にも気を配り、駆除処理を行いました。

こちらのお宅様では、要所要所で天井裏の防除施工を行う必要があります。 上記の写真は、浴室の天井です。

床下から処理ができない浴室や玄関などの土間に対して、薬剤の注入処理を行います。

状況に応じて、床下から土壌注入処理を行うこともあります。 また、基礎の裏側にある、柱にも注意しなければいけません。

床下の木部処理が終わりましたら、土壌にバリア層を形成して仕上げとなります。

糟屋郡新宮町でのシロアリ駆除

茶色い羽アリが大量に発生したという問い合わせのメールがあり、 無料調査見積もりを希望ということで訪問しました。 築25年くらいのお家で、これまではシロアリ対策はされたことがなかったそうです。 玄関や風呂場など、家中から羽アリが飛んでいて困っていると 娘さんからのお問い合わせでした。

シロアリ調査を行ったところ、 床下に数か所の蟻道が確認できました。 お父さま、お母さま、娘さんの3人に、 現在の状況と対策の説明、お見積書の内容をお伝えすると、 できるだけ早く工事をお願いしたいとのお返事を頂き、シロアリ駆除を担当させて頂くこととなりました。

シロアリ駆除

シロアリ駆除は順調に進み、着工から約2カ月後の写真です。 職蟻の数が減って、頭の茶色い兵蟻の比率が高くなっています。 駆除完了までは時間の問題となります。

約2カ月半で、シロアリのコロニーの駆除が完了しました。 写真は、職蟻の死滅によって餓死してしまった兵蟻の死骸です。

イエシロアリのコロニーの駆除が完了したら、シロアリが再侵入しないようにシロアリ予防施工を行います。 写真は、床下からのシロアリの侵入を防ぐ工事です。

床下から予防施工ができない場所や構造上、シロアリの侵入リスクが高い場所についても防除対策を行います。

イエシロアリに関しては、一か所の処理漏れが原因で、家全体に被害が及ぶリスクがあります。 特に、イエシロアリ地域は、 その家一軒に対して、シロアリ対策が有効と言える対策が必要です。

志免町でのシロアリ駆除

須恵町でのシロアリ駆除