大野城市のシロアリ駆除

壁の中のシロアリ被害

８３歳の奥様から「毎年羽アリが発生しているから駆除して！」とお電話があり見積もりに伺いました。 こちらのお客様宅、１階が病院で、2階から4階までが住居になっている鉄筋コンクリート造りの建物です。 １階が病院というのは、実は、こちらのお家は、代々お医者さんの家系で、現在は息子さんが建物の1階で病院をされています。 ご相談者である４階に住んでいるお母様の部屋では、毎年、梅雨になると茶色い羽アリが大量に発生して悩まされていたとのことです。 息子さんに相談しても、患者さんでお忙しいのか、何年もそのままにされているとのことでした。 お母さまは８３歳ですが、インターネットが得意で、いつもネットサーフィンをされているそうです。 今年も、羽アリの時期だなぁと憂鬱になっていた時に、 当社のことをインターネットで知り、今年は相談してみようかと思い立ってお電話をされたとのことでした。

壁の中のシロアリ被害

壁を開けると、シロアリが運んできた土が詰められています。お客様も驚かれていました。

天井裏のシロアリ被害

天井裏の羽アリの死骸

天井裏をみると、シロアリの分巣や、羽アリの死骸がみられました。 鉄筋コンクリート造りでも、経年とともに生じるコンクリートの亀裂などから建物に侵入をし てきます。鉄筋コンクリート造りでも室内の造作材は木材でできていますので、シロアリの餌場になってしまうのです。

イエシロアリに脱皮阻害剤を食べさせている

1つのイエシロアリの巣では、数十万頭もの数で集団生活をしていますが、すべての道は、1つの巣につながっています。 写真は、イエシロアリの職蟻に脱皮をさせない薬を食べさせているところです。

イエシロアリ駆除の完了時

頭の茶色いのが兵蟻の死骸（イエシロアリ駆除の完了）

脱皮阻害剤（ベイト剤）が巣全体に回ると、職蟻は脱皮ができずに全滅してしまいます。 すると、職蟻に餌を分け与えてもらう兵蟻や巣の中心にいる王や女王は餌を食べることができずにやがて餓死してしまします。 写真では、頭の茶色い兵蟻が飢えて死んでいるのがわかります。