このページは、羽アリの大量発生でお困りの方に向けた専用ページです。
ここでは
・何故、羽アリが大量発生するのか
・羽アリ大量発生時の正しい対処法
・プロが行う駆除法~自分で駆除ができない原因~
についてお話しさせて頂きます。
※シロアリ被害による羽アリの大量発生は、適切な対応を怠ると、シロアリが新たな侵入経路を作り、被害を拡大させてしまう可能性があります。殺虫スプレーの使用は、一時的な効果しか得られず、かえって被害を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。
国民生活センターHPより
この記事の筆者について
害虫駆除最高位資格者
テレビでの出演
県や市町村からの感謝状
羽アリでお困りで業者に不安をお抱えの方へ
羽アリ・シロアリが発生していても、湿気対策や基礎補修・家屋補強工事など高額な工事を売りつけられるのではないかなど、業者への不安から自分で何とかしようとして、適切な対応が遅れてしまった方に沢山お会いしてきました。このような羽アリでお困りで業者への不安をお抱えの方々が早期に蟻害を解決できるきっかけにもなるように、私たちは様々な社会的活動を行ってきました。
シロアリ被害は放置するとお家の耐震性に重大な影響を及ぼすことがあります。
駆除の匠は、高い専門技術と社会的な評価のある、安心してご相談いただける業者です。
羽アリ大量発生の場合は早急にご相談ください。
参考記事:弊社顧客が遭遇したインターネット広告での実際のトラブル事例と悪質サイトからの自己防衛について
羽アリ大量発生の無料電話相談を実施中!
羽アリについて
何故、羽アリが大量に発生するのか?
イエシロアリの羽アリの大量発生
羽アリの大量発生は、シロアリが新しい場所で巣を作ろうとするために起こります。
イエシロアリ(ニンフ階級)が羽を生やす過程
羽アリになる過程(ヤマトシロアリ)
シロアリの巣が成熟し拡大すると、ニンフ階級(未来の王または女王)のシロアリが新しいコロニーを形成するために翅を生やし、飛び立つ習性があります。これは一般に「巣別れ」や「結婚飛行」と呼ばれる現象です。このシロアリの「巣別れ」の習性のためにシロアリが家に侵入してしまってからしばらくすると、突然、家の柱や壁から羽アリが大量に発生し、家中を飛びまわることが起こるのです。
イエシロアリの分巣(駆除後の写真)
100万頭にもの集団に及ぶとも言われるイエシロアリの行動範囲は広く、地中の本巣とは別に建物の壁の中や天井裏などに分巣を作って効率的に活動します。
ヤマトシロアリの二次生殖虫
一方、ヤマトシロアリのコロニーは営巣に適した木材そのものを巣材として、少数コロニーから階級分化することによって、確実に子孫を残していきます。
動画で分かる
羽アリのその後
シロアリの新しい家族の創生
春の黒い羽アリのその後(ヤマトシロアリ)
こちらの動画は、春先からゴールデンウィーク頃に飛翔するヤマトシロアリの羽アリのその後です。オスメスがペアとなって新しい家族を築いています。
梅雨の茶色い羽アリのその後(イエシロアリ)
こちらの動画は、梅雨のイエシロアリの羽アリが飛翔してから、約2か月後です。卵も孵化して新しい家族を築いています。
羽アリの姿を見かけたら、それは新しい命の始まりであり、同時に家の危険を知らせるサインでもあります。飛び立ち、地上に降り立った羽アリたちは、オスとメスがペアとなり、新たな家族を作るために営巣場所を探し始めます。多くの羽アリは、クモやツバメなどの餌となり、乾燥に弱く、適切な場所を見つけられずに死んでしまいますが、生き残ったごく一部だけが、新たな家族を築き上げることができます。 もし、あなたの住む地域で羽アリを見かけたら、それは近くでシロアリが活動している可能性が高いことを意味します。森の中で生態系を維持する役割を担うシロアリも、私たちが暮らす住環境においては、家屋を餌場とみなして侵入し、気づかないうちに深刻な被害をもたらす、重要な家屋害虫となります。 大切な住まいを守るために、シロアリ対策を行いましょう。
羽アリの種類と飛翔時期
羽アリには、大きく「シロアリ」と「クロアリ」の2種類が存在します。
どちらも「アリ」という名前で呼ばれていますが、学術分類上は全く異なるグループに属し、生態や対処法も大きく異なります。
さらに、シロアリとクロアリそれぞれにも様々な種類が存在し、それぞれ発生時期や特徴が異なります。
羽アリの種類
羽アリの時期
黒蟻の羽アリは、4月から11月頃までみられます。一方、シロアリが羽アリとなって飛び立つ時期はシロアリの種類によって変わりますが、一般には、春先からゴールデンウェーク頃にかけてヤマトシロアリの羽アリが日中に飛び立ち、梅雨の夜にはイエシロアリの羽アリが飛び立ちます。この時期の羽アリの大量発生は住宅等でのシロアリ被害の可能性が高くなりますので早急な原因特定と対策が必要です。
※例えば、シロアリ駆除工事の影響で巣が危機に瀕するなど、稀に通常の時期外れに飛び立つ事例もありますが、羽アリが飛び立つ主な理由は、新しい巣を作るための巣別れです。
シロアリと黒蟻の羽アリの見分け方
羽アリがシロアリか、黒蟻かの見分け方は次の通りです。
こんな羽アリは要注意!
シロアリとクロアリの違い
シロアリの羽アリは胴体にクビレがなく(寸胴)、4枚の羽の大きさが同じです。シロアリの羽アリは羽を落としますが、クロアリの羽アリは羽を落としません。 羽を落とした後は、雄雌の二匹がつがいとなってウロチョロし、営巣できる場所を探しています。
シロアリは羽アリの大きさが同じ
シロアリの羽アリは前後4枚の羽の大きさが同じですが、クロアリの羽アリは前後4枚の羽の大きさが違います。
シロアリは羽アリが落ちる
シロアリの羽アリは、飛行を終えてしばらくすると簡単に羽が落ちますが、クロアリの羽アリは羽が落ちません。 羽アリが羽を落としたならシロアリです。
シロアリは寸胴
シロアリの羽アリの胴体は寸胴です。クロアリの羽アリは胴体がクビレています。
ヤマトシロアリの羽アリ
シロアリにも種類があります。春に飛来するシロアリの羽アリはヤマトシロアリです。黒っぽく昼間に飛び立ちます。
イエシロアリの羽アリ
梅雨に飛び立つシロアリの羽アリはイエシロアリです。茶色っぽく、夕方から夜にかけて飛び立ちます。
羽アリ発生時の正しい対処法
殺虫スプレーはNG!
羽アリが大量発生した場合、発生箇所に殺虫スプレーを噴射することは絶対に避けてください。
シロアリ被害が原因である場合、新たな侵入経路を作り、被害を拡大させてしまう可能性があるからです。安易な殺虫剤の使用は、お住まいに深刻な影響を与える恐れがあります。
まず落ち着いて、信頼できる専門業者に調査を依頼し、以下の点を解明しましょう。
発生原因: 羽アリ発生の原因が何か。シロアリかクロアリか。外からの飛来か、家の中からの発生か。
シロアリの種類: シロアリ被害が確認された場合、どのような種類なのか。種類によって生態や駆除方法が異なる。
侵入経路: シロアリの侵入経路を把握することで、駆除計画ができる。また、侵入経路を特定することで、再発防止策を講じることができる。
住宅構造:防除作業可能な範囲を確認する。
上記を把握した上で、適切な対策を講じることができます。
重要なのは発生原因
羽アリの発生原因は2つ
羽アリの発生原因は2つあります。
羽アリ発生は、「近所から羽アリが飛んできた」場合と 「家の中でシロアリまたはクロアリの営巣している」2つの発生原因が考えられます。
《原因1》
近所から羽アリが飛んでくる
森林で朽木を食べるシロアリ
羽アリは、家の庭や近所の家や公園などに何かしらの発生原因があり、家の外から網戸など家の隙間から宅内に入ってくることが多くあります。
これは、多くの昆虫には、光に集まる習性(走光性)があるためです。
つまり、夜中に家の光が窓から漏れていると、外で発生した羽アリが光が漏れている家に集まり、網戸や玄関などの隙間から家に入って来てしまうということです。
梅雨の夜に発生する茶色い羽アリは、光に集まる習性が非常に強いため、光が外に漏れないようにする必要があります。
(羽アリの飛来対策は、 羽アリの時期は、家の灯りが外に漏れないように夜間はカーテンをしっかり閉めておく、 羽アリが入ってこないように窓を閉めておくことです。
また、昆虫の視覚が認識しにくい波長の紫外線の少ないLED照明を活用する羽アリ対策などがあります。)
参考:羽アリはなぜ光に集まるのか《原因2》
家にシロアリかクロアリが営巣している
イエシロアリが巣材として運んだ砂
シロアリとクロアリは、生態は異なりますが、両者とも建物の壁の中や床下の土台や柱、天井に営巣することがあります。
シロアリは木材を食べ、クロアリは主に糖類を食べます。
シロアリは、枯れ木と建物の柱の違いの区別はつきませんので、
建物を格好の餌場と思って営巣することがあります。(いわゆる、シロアリ被害です。)
また、クロアリは、
自然界では、土中や湿った朽木の中に巣を作りますが、
建物の木材中に営巣することもあります。
いずれも、建物に営巣をしていることが発生原因となっている場合は、かなり大量の羽アリが出てくることがほとんどです。
大量の羽アリが発生すると、
皆さん、殺虫スプレーで駆除を試みますが、部分的に噴射する殺虫スプレーでは完全駆除はできず、かえって被害が拡がることが多くみられます。
シロアリもクロアリもその生態の特性上、集団で生きていますので、
根本的な建物での「営巣」の原因を絶たない限りは、大量発生を繰り返してしまいます。
シロアリとクロアリでは駆除の方法が違いますので、
先ほどのイラストを参考にして、まずは家に発生している羽アリが、
シロアリかクロアリかを判断してください。
繰り返しますが、大量に発生した羽アリがシロアリの場合は、シロアリ被害が原因の可能性が高いため、早急な対策が必要です。
シロアリ被害を放置しておくと、柱や土台の空洞化が進み、建物の強度低下に影響してしまうからです。
シロアリの羽アリの場合は、特に早めに専門の業者に相談をして対策をしましょう。
プロの駆除とは・
これが大事
状況把握と駆除計画
全体像を把握した上での防除計画
シロアリの種と侵入経路、住宅構造、地理特性を把握した上で、防除計画を行います。
電磁波によるシロアリの調査
シロアリ被害箇所(電磁波調査後の壁の開口)
侵入経路が不明な場合は非破壊型のシロアリ調査機械などを活用して駆除を行います。
シロアリ駆除に失敗するのは何故?
シロアリが社会性昆虫であるから
社会性昆虫のシロアリ
シロアリは一匹だけで生きている訳でばありません。 発達したシロアリのコロニーでは、 ヤマトシロアリで3万頭前後、イエシロアリで100万頭を超える大家族で生活をしています。 シロアリは、人間のように言葉で仲間と話すことはできませんが、 フェロモンで仲間のシロアリと危険や餌場であるなどの意思を伝達していると言われています。 シロアリは四六時中餌となる場所を探しており、 シロアリに餌場と認識されてしまった家は、部分的に殺虫剤を撒いても、 他の仲間のシロアリは生きているため、新たな道を作って食害を進めてしまいます。
シロアリの種によって特性が違うから
シロアリの種の違い
大分県ではヤマトシロアリとイエシロアリの二種類のシロアリ被害が主です。 両者は、同じ地下シロアリのグループですが、生態の特性が違うため、駆除方法が異なります。 また、ヤマトシロアリの何十倍もの規模の大きなコロニーであるイエシロアリに対して、 ホームセンターで販売されているベイト剤を使用したところで、圧倒的に薬剤の量が足りず、駆除ができません。 残念ことに、その間にシロアリの被害が進行してしまったお家を沢山みてきましたので、このホームページをご覧の方はお気をつけください。
多様な「隙間」からシロアリは家に入ってくるから
コンクリート割れの隙間からのシロアリの侵入
例えば、既設と増築の建物の隙間、劣化したコンクリートの隙間など、 シロアリは眼に見えない場所からも侵入をしてきます。 シロアリを駆除するためには、シロアリの侵入経路を特定することは必須です。 侵入経路がわからない場合では、より、綿密な調査を行い、様々な可能性を考慮した上での駆除計画が必要となります。
シロアリ被害の影響
家を食べるシロアリ
「居住の安全性」「資産価値の減損」
シロアリ被害による家の傾き
根太の損傷で床が落ちている
シロアリは木材を餌とするため、シロアリ被害が進行すると、柱や土台が空洞化して、建物の強度にも影響をします。 阪神淡路大震災では全壊した家屋の8割以上が蟻害や木材腐朽に直接的な原因があったとある大学機関の調査チームが報告しています。 羽アリ大量発生時に重要なことは「殺虫スプレー撒かないこと」「そのまま放置せずに専門業者にシロアリ調査を依頼した上で必要な対策を行う」ことです。何十万頭もの大家族で生活するシロアリは殺虫スプレーでは駆除できないばかりか、新たな道を作り被害が拡大してしまうことが多くみられます。 きっと、駆除の匠は、安心して相談・依頼をできる業者です。気軽にご相談ください。
【大分県】プロによる無料電話相談を実施中!
自分で何とかする前に
まずはご相談ください!
無料調査見積もりの流れ
1無料調査・見積もりのお申し込み
電話またはメールでお申し込みください。
担当者と訪問可能な日時を打ち合わせます。
また、羽アリや調査見積もりについてご質問などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
電話受付 0120-966-806
2担当者の訪問
お約束の日時に、シロアリ駆除の資格と経験が豊富な担当者が訪問します。
中にはご近所の目が気になる方もいらっしゃるので、シロアリ会社だと分からない車両で訪問します。
3シロアリ調査
床下のシロアリ調査
床下収納庫から床下へ
和室から床下へ
シロアリはほとんどの場合で、床下から建物に侵入してくるため、シロアリ調査では床下に入る必要があります。床下収納庫または和室から床下へ入ります。
床下のシロアリ調査
床下のシロアリ調査
床下のシロアリ調査では、シロアリの侵入経路について調査します。
また、駆除を行う際に、床下で進入できない場所はないかの確認を行います。
玄関や外観などのシロアリ調査
外観のシロアリ調査
外基礎のシロアリ調査
シロアリは床下から確認ができない場所から侵入をしてくることがあります。
天井裏のシロアリ調査
天井裏のシロアリ調査
天井裏のシロアリ調査
担当者が必要と判断した場合、天井裏のシロアリ調査も実施します。
4調査結果の報告
デジタルカメラで撮影した写真をお見せしながらシロアリ被害の有無など現在の状況を説明します。
5お見積り
今後の対策をご提案した上で、お見積書をお渡しします。
ご検討ください。
尚、シロアリ調査からお見積りに要する時間は家の広さや被害状況などによって変わりますが、通常90分程度です。
平面図がある場合は用意して頂くとスムーズです。
お客様からよく頂く声
シロアリを駆除する際も良心的な料金だと喜ばれています。 <<スタッフ紹介
メールでの無料調査見積りの申し込み
お問い合わせは必要事項をご記入の上送信ボタンを押してください。
羽を落とす羽アリの大量発生は
シロアリ調査を依頼しましょう
シロアリ被害の放置は土台や柱が空洞化していきます
シロアリは、家の柱や木材の内部を食害していくため、早めの対策が必要です。大量に発生している羽アリがシロアリの場合には、早めに専門業者にシロアリ調査を依頼しましょう。
駆除方法はシロアリの種類と住宅構造によって変わります
床下のシロアリの通り道(蟻道)
シロアリは、地中から蟻道(ぎどう)を呼ばれるトンネル状の道を基礎などの建物の立ち上がり部分に作って、家の中に侵入してきます。 したがって、シロアリ調査では、蟻道(侵入経路)の確認や、被害、シロアリの種類の確認のために、床下に入る必要があります。 そして、シロアリ被害を確認したら、シロアリの種類、侵入経路、家の構造などを考えて、駆除を行います。
イエシロアリは、天井裏まで被害を及ぼすだけでなく、一カ所の侵入経路から家全体へ被害を広げる能力も持ちます。大きなコロニーでは、百万匹以上の個体数になることもあります。そのため、被害の進行スピードも速く、放置すると家屋に甚大な損害を与える可能性があります。 中には、ホームセンターに販売されているDIY製品のベイト剤で自分で駆除をしようとされる方もみられますが、 残念ながら、百万頭規模のイエシロアリの巣を根絶できるだけの薬剤の容量が含まれていないため、被害を拡大させてしまってから依頼をされる方もみられます。
**シロアリ駆除は、種類や被害状況によって適切な方法を選択する必要があります。
**安易な殺虫スプレーの散布は、被害を拡大させてしまう可能性もありますので、専門業者に相談することを強くおすすめします。
いずれにしても、羽アリが大量に発生している場合は、シロアリ被害の可能性が高いため、早急にシロアリ駆除業者に依頼する必要があります。