門司区では二月下旬頃からカンモンシロアリの羽アリが飛翔し、
3月から5月のゴールデンウィーク頃までヤマトシロアリの羽アリが飛翔します。
そして、梅雨になると、ジメジメした夜に茶色いイエシロアリの羽アリが大量に飛び立ちます。

羽アリは自宅の近所から飛来してくることもあり、
羽アリを見たからといって、家にシロアリが100%侵入しているとは限りませんが、
シロアリが侵入している可能性は高くなります。

数匹程度の羽アリであれば、外部からの飛来の可能性が高いです。


シロアリの羽アリは羽を落とした後、雄雌が結婚して家族を作ります。
上の動画は、羽アリの飛翔から約2か月後ですが、卵や孵化した初齢幼虫、後齢幼虫がみられ、家族ができています。
この後、数万、数十万頭もの大家族となって、大群でお家を餌場と思って棲みついてしまうことがあるのです。

シロアリ対策を行っていない方は、この機会に、シロアリの調査とシロアリに入れれないための対策を行っておくことをお勧めします、

そして、もしも、大量の羽アリが発生をしている場合は、
ご自宅にシロアリが侵入をしている可能性が考えられますので、
早めに私たち専門業者を呼んで現地調査を行ってください。

門司区のシロアリ駆除の対応事例

毎年春先になると黒い羽のついた虫が飛んでいる

以前にご相談頂いたお客様のご実家です。

床がプカプカしていて、毎年春先になると黒っぽい羽のついた虫が発生しているとのこと、

お電話で状況をお聞きする範囲では、地域と羽アリの時期からヤマトシロアリかカンモンシロアリ、またはクロアリの羽アリの可能性が考えられました。

羽アリの発生は、近所から羽アリが飛んでくる場合と、家の中にシロアリまたはクロアリが営巣していることが原因である2つケースがありますので

羽アリの種類と羽アリの発生原因と特定する必要があります。

シロアリ被害による羽アリの発生なのかを判断するために、
床下のシロアリ調査を実施します。

シロアリ調査の実施

シロアリは地中から餌場を探して基礎や束石に蟻道(ギドウ)と呼ばれるシロアリの通り道を作り、建物に侵入をします。
その為、床下に入って、シロアリの侵入経路と被害場所を確認し、白蟻の種類を特定する必要があります。

北九州市門司区F邸調査時写真1
床下へは、床下収納庫か畳の部屋から侵入します。
こちらのご相談者様宅は台所の床下収納庫から床下へ入りました。

北九州市門司区F邸調査時写真3 北九州市門司区F邸調査時写真6

床下に入ると、家を支えている柱や大引き・根太などの木材が見れます。
写真は白蟻の被害写真です。シロアリの侵入から年数が経過しているようです。

北九州市門司区F邸調査時写真7
シロアリの被害と褐色腐朽による併合被害で土台・大引きがなくなるくらい被害が進んでしまっています。
外壁側から雨漏りをしていますが、修繕を怠ると、このようにシロアリ被害を著しく進行させてしまう原因にもなります。

北九州市門司区F邸調査時写真6
被害のある木材の中を見てみるとシロアリが玉になって根太を食べていました。

北九州市門司区F邸調査時写真4
頭が茶色いシロアリは兵蟻(ヘイギ)と呼ばれ、頭の形でシロアリの種類が分かります。
こちらのご相談者様宅に侵入しているシロアリは「ヤマトシロアリ」です。

調査結果の報告とお見積り

シロアリの調査の結果は、調査担当者がデジタルカメラで撮影した写真をお見せしながら状況を説明します。

どこからシロアリが侵入していて

どのような被害が確認できたかなどです。

その後、どのような対応が必要なのかを

作業写真をお見せしながらご説明しています。

例えば、こちら様宅に侵入しているシロアリの種類はヤマトシロアリですが、

外壁の雨漏りをしている箇所には壁内の生息・被害の可能性が考えられ、

これにより、加害範囲が広がっていることが考えられます。

ヤマトシロアリは湿度の高い環境に営巣する傾向があり、一般に被害範囲は腰丈くらいまでですが、
雨漏りなどによって湿度の高い環境ができると、2階でも3階でも被害範囲は拡がります。

ヤマトシロアリは約25匹の職蟻の生き残りがいれば、コロニー再生させると言われています。

したがって、ヤマトシロアリ被害では、被害場所の環境を考えたを処理が必要です。

この動画のように、分断したヤマロシロアリのコロニーは、環境条件が揃うと階級分化により新たな生殖階級のシロアリが現れます。

したがって、もしも、雨漏り被害がみられる場合は、その部分に対して、蟻害を疑う必要があり、何かしらの対策が必要です。

最も確実なのは、壁を解体し、被害範囲を目視で確認し、直接注入、吹付処理を行って駆除することがですが、

壁の解体と復旧費用が必要となるため、こちら様宅では壁に直径4ミリ程度の小さな穴をあけてノズルで壁内に薬剤を注入する処理を行っています。

また、シロアリは駆除できても腐朽菌による被害が進行する可能性があるため、防腐を考えた施工が必要です。
シロアリ業者とは長い付き合いとなります。工事を依頼する前に、不安なこと、不明なことがあれば、納得できるまで聞いておきましょう。

予防キャンペーン
シロアリ駆除予防キャンペーンはコチラから