小倉南区のシロアリ・羽アリ対応事例
こんにちは！駆除の匠です。
今回は、小倉南区でのシロアリ・羽アリ発生時の対応事例についてご紹介します。
きっと、このホームページをご覧の方は、ご自宅のシロアリ対策を考えていたり、
もしかすると、今、シロアリや羽アリが発生して困っている方だと思います。
このページでは、私が担当した小倉南区でのシロアリ駆除の一部事例をご紹介しますが、
その前に、羽アリやシロアリが発生したときの正しい初期対応についてお伝えしておきますね！
羽アリの時期
小倉南区には、ヤマトシロアリとイエシロアリの生息があり、
一部では、カンモンシロアリという種類のシロアリもいます。
早ければ、２月下旬頃の門司寄りの地域ではカンモンシロアリの羽アリが飛び立ちます。
その後、３月からゴールデンウィーク頃まで、ヤマトシロアリの羽アリが飛翔し、
梅雨になるとイエシロアリの羽アリが飛翔します。
ヤマトシロアリ
イエシロアリ
もしも、羽アリが大量発生している場合は、シロアリによる被害が考えられますので、
殺虫スプレーの使用はせず、私たち専門業者にご連絡ください。
現地訪問の上、
シロアリの種類や侵入経路、住宅構造などを調査し、対策を提案いたします。（^^）
シロアリは、ヤマトシロアリでも数万頭、イエシロアリなら数十万頭の大家族で生活をしていますので、
殺虫スプレーを撒いても駆除ができないどころか、かえって被害が深刻な状況になることがあります。
まずは、弊社までご連絡の上、ご相談ください！
しかし、中には、シロアリ業者にご不安な方もいるのを知っています。。
シロアリや羽アリでお困りの方が安心をして頂けるように
この記事を書いている私のプロフィールを紹介いたします。
この記事の筆者について
害虫駆除最高位資格者
FBS「めんたいワイド」でトコジラミ対策についてお話させて頂きました。
非破壊型シロアリ検査機「タームレーダー」
自治体等からの感謝状の授与
私は北九州市出身です。
シロアリ防除を始めとしてＰＣＯや文化財虫菌害防除などでの高度な資格も持っています。
また、シロアリでお困りの方が、できるだけ早く相談できるようにとの思いで、社会的活動にも積極的に行っており、自治体からの感謝状も頂きました。
シロアリ業者の中には、床下換気扇や基礎補修工事を点検を機会に販売していることがあり、
これが、業者不安の大きな原因になっているようです。
弊社では、このような付帯商品の営業は行っていませんので、
シロアリ業者にご不安な方も安心してご相談ください。
無料調査見積もりのお問い合わせはこちらからどうぞ。
以下に、小倉南区でのシロアリ・羽アリ発生の対応事例を紹介いたします。
小倉南区にある公民館でのヤマトシロアリ駆除特別施工
北九州市小倉南区舞ケ丘 公民館
和室から羽アリが大量に発生しているとの連絡を受け、シロアリの調査に訪問しました。
４月のゴールデンウィーク前のシロアリ調査でした。
時期的にはヤマトシロアリによる羽アリの可能性が高いと考えられましたが、
館の職員の方より、羽アリの特徴についてお聞きしたところ、
シロアリによるものという判断ができました。
シロアリとクロアリの違い
シロアリの羽アリは、羽の大きさは前後が同じで、
羽を落とします。
沢山の羽が落ちていたということでした。
また季節柄、ヤマトシロアリの飛翔時期ということで
シロアリの種の判断もいたしました。
公民館のシロアリ被害
建物の構造はどのような造りなのかを確認しました。
シロアリによる食害
非破壊型シロアリ調査
床下への侵入ができなかったため、
非破壊型シロアリ検査機を使用した調査を行いました。
シロアリ調査結果
館長様にシロアリ調査結果の報告をし、
御見積書をお送りしました。
後日、シロアリ対策のご依頼のご連絡を頂きました。
今回はITMによる施工をご提案させていただきました。
ITMとは、総合的シロアリ管理の略で、
薬剤処理やベイト工法という単一の工法に頼るのではなく、
点検を含めたシロアリ対策を組み合わせた総合的なシロアリ防除法です。
建物の面積がかなり広く、シロアリ対策には結構予算が必要である
床下に入れない造りであること
建物全ての床下に入れるようにするためには別途でまたそれなりの予算が必要となること
鉄骨であったため、躯体には影響はないこと、
から、全体施工ではない方法をご提案させていただきました。
木部への施工
壁内への施工
固形型ベイト剤の投入
餌木の投入
ベイトステーション設置後
イエシロアリなどの対策も含めて、固形型ベイト剤と松の木を建物の外側に埋設しました。
後日点検にお伺いしたところ
餌木を食べるヤマトシロアリ
ヤマトシロアリの喫食を確認しました。
ヤマトシロアリは、柔らかい木を好むため、
松の木も埋設しておいて正解でした。
この後は、松の木をベイト剤（毒餌）に変えて、巣の根絶を行います。
シロアリの点検
シロアリの点検
施工後、念のため、二度の点検を行いましたが、無事に駆除を完了していることを確認しました。
上の動画は、弊社にてヤマトシロアリのコロニーを分断した後、擬職蟻が階級分化した様子を撮影したものです。
この実験動画のように、ヤマトシロアリは、生殖階級がいなくなっても、少数のコロニーから擬職蟻が階級分化をして巣が復活します。
今回駆除を行った公民館は、侵入経路が分からない構造で、湿度の高い環境であり、シロアリ防除剤が直接的に処理ができない被害箇所があったため、駆除施工後も経過観察を行いました。
この駆除現場を担当した人
稲葉
出身地：福岡県北九州市
資格：しろあり防除施工士 / 木材劣化診断士 / ペストコントロール1級技術者 等
小倉南区の貸家で羽アリが発生
小倉南区に貸家をお持ちの家主様より入居者から羽アリが発生して駆除して欲しいとの連絡がありました。
シロアリ調査の実施
家主様から入居者様の連絡先をお聞きし、現地に訪問して調査を行いました。
初めに羽アリの発生場所は浴室とのことで案内して頂きました。
羽アリは、風呂タイルの隙間から発生しているとのことです。
ここ３年くらい、４月～５月にかけて羽アリが発生していたそうですが、そのまま放置していたとのことです。
今年はかなりの量が発生したため、インターネットで調べてみると、シロアリであることを知り管理会社さんに連絡されたとのことです。
羽アリの死骸はすでに掃除をされていたのでありませんでしたが、羽アリが発生したときの写真や動画をスマートフォンで撮影してくれていたので、状況を正確に把握することができました。
構造と被害状況の確認のために床下調査を行いました。台所の床下収納庫から床下へ進入しました。
床下はコンクリートで比較的乾燥していてきれいです。
しかし、こちらが問題の羽アリが発生している浴室の床下です。
水漏れの跡があります。恐らくタイルの隙間からの水漏れでしょう。シロアリと褐色腐朽菌の併合した被害によって土台の強度はほとんどない状態です。在来式の浴室では、水漏れによりシロアリの被害進行が著しく進んだり、白蟻だけでなく木材腐朽菌による被害もよくみられます。木材腐朽菌とは、簡単にいうと、木材を腐食させるカビのことで、木材の成分を分解して栄養とし成長します。
木材腐朽菌には、木材の成分を白く変色させる特徴のある白色腐朽と分解した木材を褐色にする褐色腐朽とがありますが、後者の褐色腐朽は木材の強度を著しく減少させるため、白蟻と同じように注意が必要なのです。
ご相談者様の貸家は褐色腐朽による被害で、写真のように土台木材の強度が全くない状態になっています。
調査結果の報告
家主様は遠方にお住まいの為、eメールで調査時の写真をお送りして現在の状況をご説明しました。
以前頼んだ業者からは見積書は送られてきたが写真はなかったので、どうなっているのかわからず心配だったようです。
目で確認しながら説明をしてもらえたので、安心できたとおっしゃっていました。
工事のご依頼
調査内容、施工内容も納得され、また、最初のお電話のご要望も満たされたようで、
駆除のご依頼をしていただきました。
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