八幡西区には、日本全土に分布しているヤマトシロアリの他にも「イエシロアリ」という建物に大きな損害を与えるシロアリが生息していますので、
シロアリが誤って家に入って来ないようにシロアリ対策を行う必要性が高い地域になります。
シロアリはどこにでも生息していますが、
筆者の過去の経験では、田町、黒崎、八千代町、東鳴水、紅梅、清納、折尾、日吉台、則松、永犬丸、松寿山、浅川学園台、別当町、馬場山、星ヶ丘、楠橋、香月、本城東などから「イエシロアリ」被害の駆除依頼を多く受けました。
シロアリは、コロニー(家族)の数がある程度増えると、一年のある時期に巣別れのために羽アリとなって飛び立つ習性があります。
ヤマトシロアリは、早ければ3月頃から、ゴールデンウィークをピークに日中に飛翔します。
一方で、イエシロアリは、早ければ5月中旬から6月、7月の梅雨のジメジメした夜に飛び立ち、夜間の光に集まる強い習性あります。
梅雨の夜に家の中に現れる、羽を落とす茶色の羽アリは、イエシロアリです。
オスとメスが結婚して、やがて、家族を作ります。
羽アリを見るということは、近くにシロアリの巣があるということですので、
シロアリが誤って、我が家を餌場にしないように、注意が必要です。
この時、殺虫スプレーを使うことはNGです。
一時的にその場所の羽アリを見なくなりますが、
原因であるシロアリの完全な駆除はできないため、
シロアリが新たな道を作り、被害が深刻になります。
そのままの状態で私たち専門業者を呼んでください。
しかしながら、シロアリ業者に相談する時、
「ボッタクられたらどうしようか?」
「怖い人が来ないか不安だ」
「床下の湿気や補強工事など執拗に勧められるんじゃないだろうか?」
など、不安も抱えられる方もいらっしゃいます。
それでは、もしもシロアリ駆除業者への相談が必要なときは、
どのようなことに気を付けたら良いでしょうか?
重要なのは、一つの業者だけに見積もりを依頼しないことです。
複数の業者に見積もりを依頼し、その内容や工事内容、料金を比較することで、悪質な業者に騙される可能性を減らすことができます。
また、シロアリ駆除は通常5年間の保証がついていますが、その期間中に行われるアフター点検を営業の機会と見なし、床下の湿気対策や基礎補修工事を勧める業者もいます。
安価な契約でシロアリ駆除を行った後、高額な工事を契約して後悔することもあります。
そのため、余計な営業を受けたくない場合は、床下の換気扇や基礎補修工事などの付帯商品を取り扱っていない純粋なシロアリ業者を選ぶと良いでしょう。
(自分にとっての必要性が低いにも関わらず、業者が自社の利益のためだけに工事を勧められ契約をしてしまう方もいるため注意が必要ということですので、必要性の判断ができ、意思を伝える能力がある方は、この点についてはあまり心配する必要はありません。)
この記事の筆者について
私は北九州市出身です。
シロアリ防除を始めとしてPCOや文化財虫菌害防除などでの高度な資格も持っています。
また、シロアリでお困りの方が、できるだけ早く相談できるようにとの思いで、様々な社会的活動を行う中で、自治体からの感謝状も頂きました。
私がこの業界の仕事に関わっている中で
毎年、シロアリ業者への不安が原因で対応が遅れ、シロアリ被害が拡大してしまってしまった現場に多く境遇してきました。
一部のシロアリ業者は、床下換気扇や基礎補修工事を点検を機会に販売することがありますが、
過去に過剰販売が社会的な問題になったことや、自身が執拗な営業を受けた経験や知人からの噂が、シロアリ業者への信頼を損なっています。
当社では、こうした付帯商品の営業は行っていませんので、シロアリ業者に対する不安を感じている方々も安心してご相談ください。
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八幡西区のシロアリ防除事例
ここからは、八幡西区でのシロアリ防除事例を紹介します。
レスケミカル施工
当社の特徴としては、現場に合った施工方法に柔軟に対応できることです。
最近では、小児アレルギー疾患などで薬剤散布によるシロアリ防除に不安を抱える方も少なくありません。
アレルギー疾患でご不安な場合は、マニュアル化された施工法ではなく、お客様の要望を聞きながら、お打合せの上、シロアリ対策を提供しています。
薬剤散布をしないシロアリ防除法
リフォーム中にシロアリの発生に気付かれ、駆除が必要となりました。
奥様がペットへのシロアリの薬剤の影響を気にされていましたので、いくつかの対策方法をご提示し、予算をお伝えしたところ、
薬剤を散布しない施工法にして欲しいとご要望頂きました。
天然ピレトリン(除虫菊)による防蟻施工
中古住宅を購入され、シロアリ対策を検討されていましたが、
奥様がアレルギーをお持ちで、化学合成物質の散布に不安がおありとのことでしたので、
大手化学メーカーが開発した天然ピレトリン(除虫菊)シロアリ防除剤での施工を行いました。
青森ヒバ精油 + セントリコンによるシロアリ防除(ITM法)
同居のお孫様がアレルギーとのことで、薬剤散布は控えたいとのことでした。お客様からのご要望で青森ヒバ精油液によるシロアリ対策をして欲しいとのことでしたが、
イエシロアリ地域であったため、青森ヒバ精油の床下散布の他、セントリコンを家の周りに設置させて頂きました。
青森ヒバに含まれる抗シロアリ成分である「ヒノキチオール」は、紫外線や気温への影響により急激に効力が逓減することがあり
効果の安定性が懸念されます。(5年間、効果が持続するかという問題)
そのため、お客様の要望である青森ヒバ精油の床下散布に加えて、家の周りにベイト剤を設置し、定期的な点検を実施することで、イエシロアリからの被害を護る方法をご提案させて頂きました。
通常施工(シロアリ予防)
前回のシロアリ予防施工から5年が経過するタイミングとのことでシロアリ予防施工のご依頼を頂きました。イエシロアリ駆除
梅雨、離れの家で羽アリが大量に発生したため、当社へシロアリの駆除のご依頼を頂きました。イエシロアリの巣の根絶を行った上で、シロアリの再侵入を防ぐ施工を行いました。
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