感染予防対策としての光触媒コーティングでは、環境調査の報告や人の動線を考え、基材に最適な光触媒コート剤を選びコーティングを行うことで、効果の高い感染予防対策とすることができると考えます。

クルーズ船調査

引用:国立感染研究所 クルーズ船調査資料

例えば、クルーズ船の環境調査では、床やトイレの便器に新型コロナウイルスが多く付着しているという報告があります。

飛沫したウイルスは床に落下するため、床へのウイルスの付着が多いと考えられ、
また、人が動くことによって、落下したウイルスが舞い、他の基材に付着したり、エアゾルとなって空気中に浮遊することが考えられます。
ウイルスは物から人へ、人から物へと拡がっていくと言われていますので、
トイレの便座を介して人の手に付着したウイルスが、蛇口やドアノブなどに付着し、感染源が拡がる可能性も考えられます。

したがって、感染予防対策として効果的に光触媒コートをするには、上記のような床やトイレの便座に対して念入りに施工を行う必要があることがわかります。

しかしながら、光触媒自体は粉であるため、バインダーと呼ばれる糊のような役割の種類によっては、塗膜形成が難しい基材もあります。

例えば、シリカバインダーでは、凹凸面のない床材では塗膜が形成されないため、効果は期待できなく、無駄な費用を払うことになります。

そのため、感染予防対策での光触媒コーティングは、
基材に対して適切な施工方法、適切な光触媒コート剤を選ぶ必要があります。

イナバ抗菌サービスでは、バインダー機能として「シリカ」「特殊樹脂」の光触媒を採用しています。
また、床面にも使用できるほどの耐摩耗性に優れた光触媒製品も取り扱っていますので、
環境に応じた施工を行うことができます。

感染予防対策の光触媒コーティングは、企業や病院などでの感染症の消毒現場の実績豊富なイナバ抗菌サービスにお任せ下さい。