羽アリが室内から大量に発生した時に、何とかしようと殺虫スプレーやバルサンのような燻煙剤を使用されることがよくみられますが、
実は、羽アリの発生原因がシロアリやクロアリの建物内での営巣である場合、
これらの殺虫剤を用いても効果が期待できないだけでなく、かえって被害が拡大してしまうことよくみられます。

なぜなら、バルサンのような燻煙剤は、
ダニやノミ、ゴキブリなどの室内に生息する衛生害虫にとっては効果的ですが、
木材中を行き来しているシロアリに対しては、
殺虫成分に触れさせることができませんので、駆除することができないのです。

それどころか、一部のシロアリにだけ
中途半端に薬剤成分が触れると、他の生き残ったシロアリが警戒をして、新しい通り道を作って被害範囲が広がる可能性も高くなります

シロアリは数万、数十万の集団ですので、
部分的な殺虫剤の処理は被害を拡げてしまうことがよくあるのです。

羽アリの大量発生時に安易な殺虫剤の散布は逆効果になります。
まずは羽アリの発生原因を特定して確実に駆除しましょう。

さて、羽アリが発生してお困りのあなたがまずやるべきことは、羽アリの種類を見分けることです。

クロアリシロアリ羽あり

シロアリとクロアリの違い

羽アリは主に「シロアリ」と「クロアリ」に分かれ、両者は昆虫の種が異なるため、駆除方法も全く変わります。

シロアリの羽アリは羽を落とします。クロアリは羽が落ちません。

まずは羽アリの種類を確認してください。

もしもシロアリの羽アリの場合、早めに私たちシロアリ駆除業者に調査を依頼してください。
シロアリは家の柱などの木材を餌場として空洞化させますので、早期の対策が必要です。

シロアリは、どこから家に進入をしているのか、シロアリの種類は何なのか、我が家はどのような対策をとるのが望ましいか

私たち専門業者を呼んで発生原因を調べ、最も望ましいと考えられる対策を行いましょう。

専門スタッフによる無料相談
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この記事を書いた人

稲葉

木材食害虫のシロアリに対して燻煙剤での殺虫は逆効果になることがありますので、使用は控えましょう。
所属:イナバ白蟻 / 稲葉矢株式会社
資格:ペストコントロール技術者1級・防除作業監督者・しろあり防除施工士

対応エリア
福岡県・山口県西部・大分県一部・佐賀県一部
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参考:羽アリ大量発生の原因