シロアリは同じ巣で生活する家族がある程度の数に達すると、
一部のシロアリが羽を生やして飛び立ち巣別れをします。
そして、飛び立った羽アリは新しい場所で雄と雌が結婚をし、新しい家族を築きます。
福岡県では、主に、2月から7月の梅雨明けまでシロアリの羽アリが飛び立ちます。
羽アリにも種類があり、
大きく分けると「シロアリの羽アリ」と「クロアリの羽アリ」に分かれますので、
まずは、シロアリの基礎知識として、羽アリがシロアリかクロアリか見分けれるようになりましょう。
上のイラストのように、クロアリの胴体はクビレていますが、シロアリの胴体にはクビレがありません。また、クロアリの羽アリの前後の羽の大きさが違うのに対して、
シロアリの羽アリの前後の羽の大きさは同じです。
羽アリが発生した時は、まず、羽アリがシロアリなのかクロアリなのかを確認しましょう。
もしも羽アリが羽を落としている「シロアリ」のとき、
さらに、大量の羽アリの発生がみられる場合は、シロアリ被害の可能性が非常に高いです。
早期に私たちシロアリ業者に調査を依頼して、原因究明と対策の提案をしてもらいましょう。
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福岡県の羽アリの発生時期
福岡県では2月~7月の梅雨明け頃までシロアリの羽アリが飛び立ちますが、
シロアリの羽アリの中でも種類があり、季節によって、飛び立つ時期が違います。
2月の羽アリ
カンモンシロアリ
2月下旬頃になると、
北九州市の門司地区ではカンモンシロアリの羽アリが飛び始めます。
カンモンシロアリは、関門地区だけにみられるシロアリで、
羽アリとしては、一年のうち日本で一番早い時期に飛ぶ種類の羽アリです。
羽アリの見た目は、ヤマトシロアリと似ているため、
関門地区でのシロアリ調査では注意する必要があります。
3月の羽アリ
カンモンシロアリ・ヤマトシロアリ
3月になって暖かくなってくると、
ヤマトシロアリの羽アリが飛び始めます。
この時期、北九州市の門司地区ではカンモンシロアリとヤマトシロアリが同じ時期に飛び立っています。
福岡県内でのヤマトシロアリの羽アリの発生は、
3月上旬から北九州市の門司地区より徐々に西へと拡がっていくようです。
4月の羽アリ
ヤマトシロアリ
4月になると福岡県全域でヤマトシロアリの羽アリが飛んでいます。ヤマトシロアリの羽アリは、
雨降りの後の昼間に一斉に飛び立つことが多いです。
4月20日前後あたりからゴールデンウィークにかけて、
ヤマトシロアリの羽アリが群飛がピークになります。
ヤマトシロアリは比較的ジメジメした環境を好んで営巣する傾向があり、
風呂場や玄関、トイレや勝手口などでの羽アリの発生が多くみられます。
5月の羽アリ
ヤマトシロアリ・イエシロアリ
ヤマトシロアリの羽アリは、
ゴールデンウィーク辺りをピークに5月中旬頃まで飛び立ちます。
また、早いところでは、
イエシロアリの羽アリが5月中旬頃から飛び始めます
6月の羽アリ
イエシロアリ
梅雨に入ると、福岡県全域で茶色い羽アリが本格的に飛び始めます。これはイエシロアリと呼ばれるシロアリの羽アリです。
特に、雨上がりでジメジメした夜に、
突然、家の中から大量に発生して、家の明かりに集って飛び回ることが多いです。
イエシロアリの羽アリは、光に集る習性が強く、
また、ガソリンスタンドやコンビニ、街灯など、夜間に光を発する場所に集ってきます。
そのため、近所でイエシロアリの羽アリが発生している場合は
夜、家の電気の光が外に漏れていると、羽アリが集まってきて、サッシの隙間などから家の中に入ってくることがあります。
羽アリが大量に発生したら・・
羽アリが大量発生は、
住居のシロアリ被害が原因の可能性が高くなります。
羽アリが出てくる隙間に殺虫スプレーを撒いても逆効果です。
被害が大きくなったり、プロに依頼したときでも白アリが警戒してしまって駆除が難航することがあります。
シロアリは数万匹以上の集団で生活をしているから部分的な対処では駆除ができないのです。
羽アリの大量発生は、シロアリ駆除業者に相談をしましょう。
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