このホームページにたどり着いた方は、シロアリ業者に不安を感じている方が多いのではないでしょうか。
世の中には、人や社会の問題を解決したり、
人の暮らしや心を豊かにする物やサービスを提供することでお金を得る事業者と、
お金だけを価値判断として人を欺き、搾取することによってお金を得る事業者に分かれます。
前者の事業者は、多くの人を物質的にも精神的にも満たし、社会を活性化させますが、
後者の事業者は事業活動を通じて人を欺き、人の心に不信感を抱かせ、社会に大きな摩擦を生じさせます。
人の価値観は多様ですので、いつの時代でも、背に腹は代えられぬと人をだましてでもお金儲けをしようと考える人はいるでしょう。
ですから、私たちが普段の生活の中で心から信頼して付き合う人を選ぶときに、その人の本質を見極めようとするように、
シロアリ業者選びでも、これから付き合っていく業者の本質を見極める必要がありますね。
この記事では、
・床下トラブル事例
・悪質な業者の特徴 / 業者の見分け方と悪質業者との契約を防ぐ方法
・本当に専門性のあるシロアリ業者と粗末なシロアリ業者の違い
・シロアリ対策の必要性とシロアリ防除業者の社会的意義
などを紹介します。
この記事が悪質業者との契約を防ぎ、安心してシロアリ業者に依頼できるきっかけになれば幸いです。
筆者について
私は、これまで多くのシロアリ被害現場にて駆除を行ってきた中で、業者への不安を抱えられていた方に沢山お会いしてきました。
そこで、この世の中から1つでもシロアリによる住宅被害がなくなるよう、自身の専門性を高めるだけでなく、
業者不安によるシロアリ被害の放置の早期解決のきっかけになることを目的に社会的貢献活動にも力を入れてきました。
災害避難所のシロアリ駆除特別施工
シロアリ駆除業界では、シロアリ被害があっても、「業者への不信感」から駆除対応が遅れてしまうケースが少なくありません。そこで、駆除の匠では、令和2年より災害避難所で発生したシロアリの駆除を、社会貢献の一環として特別料金にて施工を行ってきました。その結果、取り組み後にその町内にお住いの方より施設管理者様などを通じてシロアリ対策の相談を受けています。 また、この活動は施設のある地域に留まらず、インターネットなどを通じて当社の取り組みを知った方々から、「これまで業者への不信感から相談できずにいたが、これを機に相談してみよう」というお声もいただいております。
私たちはこの活動が、シロアリ被害の早期発見・早期解決に繋がり、ひいては地域社会の安心・安全に寄与できることを願っております。
寄付金等による感謝状
県や市町村からの感謝状
床下工事トラブルの事例について
先日、大手中古車販売業者の不正が社会問題となりましたが、どの業界においても「悪徳業者」と呼ばれるような、お客さんに不当な金額を請求したり、不正な業務を行う業者は存在します。
基礎補修工事・床下換気扇
シロアリ対策時にこれらの工事をしつこく勧められたり、その後もシロアリの「定期点検」と称して訪問し、湿気が多い、基礎にヒビが入っている、補強が必要などと言って高額な工事を勧めてくる業者とのトラブルが後を絶ちません。
これらの物自体が悪いのではなく、トラブルを起こす業者の特徴としては、これらの工事を自社の売上を作るための「単なる口実」にすぎないということです。
私たちは何かを購入する時は、その商品の一面だけでなく、本当に必要なものなのか、予算は大丈夫か、他に有効な方法はないかなど多角的に、時間をかけて検討します。
しかし、悪質なシロアリ業者は、定期点検などと称してやってきて、「背に腹は代えられぬ」と消費者の不安を煽り、考える時間を与えずに数十万円、数百万円もするような高額な商品を勧めて工事を契約させようとします。
点検や商品は、顧客のためにあるのではなく、彼らがただお金を得るための口実でしかないのです。
その結果、シロアリ防除業界全体に悪質なイメージが強く残り、
シロアリ対策を必要とする人が早期に対策を講じれない問題が生じています。
消費生活センター相談事例
・高額な基礎補修工事で後悔
・高額な『床下補強工事』の契約で後悔
・床下を点検させたら、基礎補強、防カビ・防虫など次々に勧誘、総額175万円
床下業者の詐欺事件
逮捕容疑では、十四人は三~八月に共謀し、静岡市駿河区の無職男性(82)ら十二人の高齢者宅で、「床下の湿気がひどく工事が必要」などと言い、契約書など必要書類を交付せず、うそを言って契約したとされる。
十四人は実体のない会社を名乗り、高齢者を勧誘していた。過去に床下工事をした家庭の名簿を業者から購入し、複数のグループに分かれて県内外で活動していた。
十二人の被害者は六十~九十代で、うち十人が静岡県内在住。それぞれ五万~二百八万円を工事代金として支払った。
押収したパソコンから数千~数万件規模の名簿が見つかり、容疑者らが名簿をもとに高齢者宅を訪問し、過去に工事をした業者を装っていたことが分かっている。
これは、実態のない会社で高齢者を狙った「刑事事件」で警察が動くような、極めて悪質な事件です。
最近では、業者紹介サイトに加盟し、顧客を紹介してもらい、その中から、一人暮らしの高齢者など、クレームの可能性が低い人をターゲットにして、高額な床下換気扇や補強工事などを次々に販売する業者もいるようです。
筆者はシロアリ防除業を営んでいますが、顧客の中には、家の中に羽アリが数匹いたため、大手業者紹介サイトを介してシロアリ調査を依頼したところ、床下には入らずに、屋根調査を始め、雨漏りを装って700万円もの屋根修理の契約を勧めてきた業者もいます。
能美市の民家でシロアリ駆除の工事代金名目で代金660万円をだまし取ったとして、金沢東署などの合同捜査班は3日までに、詐欺と特定商取引法違反の疑いで、さいたま市の工事業者「弥栄(やさか)工務店」の代表取締役加藤大介容疑者(42)=同市見沼区蓮沼=と、従業員ら6人を逮捕した。捜査関係者によると、同社は金沢市内に営業所がある。昨年10月から石川県内で同様の被害相談が十数件あり、県警は関連を調べる。
・シロアリ駆除装い詐取 金沢の男ら7人、能美で660万円 金沢東署など合同捜査班、容疑で逮捕
お金を得るためなら手段を選ばない自分本位の業者に依頼して後悔しないよう、悪質なシロアリ業者の手口について知っておきましょう。
悪質な業者の特徴
悪質業者との契約を防ぐには?
近年、再び床下工事のトラブルが増加しています。
その背景には、以下のようなことが考えられるように思います。
~ 床下商品トラブル増加の背景 ~
・訪問販売業者出身の人の脱サラ・開業
・インターネット仲介業者を介した悪質業者の紹介
・経営者の世代交代による会社方針の転換(売上至上主義へ)
・競争環境の変化への対応のための既存顧客への営業(床下関連商品の販売)
悪質なシロアリ駆除業者の手口を知っておこう
悪質な業者には二つのタイプが存在します。「実体のない詐欺業者」と「売上至上主義の迷惑業者」です。
前者、つまり「実体のない詐欺業者」は、主に高齢者などをターゲットに高額な契約を結びながら、実際にはまともな工事を行わない悪質な業者です。もしこのような被害に遭われた場合は、速やかに警察に被害届を提出し、捜査を依頼してください。
一方、「売上至上主義の迷惑業者」は、不要な商品を執拗に勧めてきたり、付帯商品や追加販売などでの契約をメインに、会社の売上目標達成のために商品を強引に売りつけようとする業者です。
「技術者倫理」と言われる概念がありますが、法令は、倫理の枠組みの中にあり、技術者倫理は法令の枠組みの外にあります。
この手の迷惑業者は、売上という数値が全てであり、法令の枠の中に納まれば、何をやっても良いという考えであるため、シロアリ防除業界で働く人の社会的信用も傷つけています。
これらの業者が特定商取引法に違反している場合や、明らかに悪質な場合には、消費生活センターに相談することで返金や契約解除、クーリングオフなどができる可能性があります。しかし、業者の行為が合法の範囲内である場合、契約を軽率に行ってしまうと後で後悔しても泣き寝入りするしかありません。注意が必要です。
悪質業者の特徴
不安を煽る
詐欺業者は、このままにしておくと、「家が倒れる」など
過剰に不安を煽って契約をしようとする傾向があるようです。
大幅な値引きで「今なら」と即決を求める
突然、大幅に値引きを行って「今なら」と言ってくる業者も注意が必要です。
悪質な業者は会話が巧みなことが多く、
大幅な値引きで「今だけ、あなただけのお得感」を作り、その場で契約をしてもらうための動機を作ろうとする傾向があります。
断りにくい状況を作ろうとする
自分都合の悪質な業者は断ってもなかなか帰ろうとしません。
断ってもなかなか帰らない・・根負けするまで居座ろうとするタチの悪い業者もいます。
「検討する」「今回は断る」 と伝えると、
「上司に頼んでみる」と電話をするふりをして、
「これだけ値引きができました」と話を戻して、
断りにくい状況を作ることをマニュアル化している業者もいるようです。
工事中や工事の後に他の商品を執拗に勧めてくる
初めから、
後から他の商品を売ることを前提としている業者もいます。
工事中に、
「台所の湿気が多いから、
床下換気扇や床下調湿材を設置した方が良い」
毎年点検に来るたびに
「耐震金物をつけませんか?」「追加で床下調湿材を撒きませんか?」
など色々な商品を売りつけようとする業者もいます。
悪質業者への依頼を防ぐには?
悪質業者への依頼を防ぐために効果的なのは、
「見積もりに来たその日に契約をしない」ことです。
工事を依頼するのにその場で決める必要はありません。
後で、冷静になってゆっくり検討すれば良いのです。
もしも、「今ここで決めてくれ」と迫ってくるようであれば、
その業者は、「今決めてもらわないといけない事情がある」ため
依頼をしてはいけない業者の可能性が高いでしょう。
「業者の言っていることが本当かな?」と思うことがあれば、
もう1社に見積もりを依頼してみて
双方の意見を照らし合せてみることも一つの方法です。
しかし、人によっては、業者の情に入ってしまったり、言いくるめられて契約してしまうかもしれませんので、
次の点にも注意してください。
突然やってくる業者は家に入れない
詐欺業者や悪質な訪問販売業者の特徴として、
「以前に工事を行った」「近くでシロアリ工事をやっている」などの口実で家に上がり込み、
床下の点検を行おうとします。
詐欺業者の中には、訪問販売業者の名簿をもっていて狙い撃ちで来ていることもあるようです。
詐欺業者の多くは、突然やってくることが多く、トラブルの原因となりますので
当然やってくる業者には床下は点検させてないようにしましょう。
付帯商品を取り扱う業者を選ばない
床下換気扇、床下調質剤、基礎補修工事などの工事自体が悪いのではないのですが、
一般的にこれらの商品は顧客からの要望で工事を行っているものではなく、
業者側からの何かしらのアクションがなければ、工事を行うことはありません。
業者の考え方を見極めるのは難しいため
、
シロアリ工事業者を選ぶときには、
床下の付帯工事商品を取り扱う業者は避けることが賢明かと思います。
「君子危うきに近寄らず」です。
インターネット広告の注意点
ネット検索で上位に表示される「有料広告」の注意
インターネット上では、様々な業者を探すことができますが、
上位に表示されている有料広告の中には、
悪質な業者が紛れていることがあります。
兵庫県ホームページより
上記は兵庫県のホームページより抜粋・引用したものですが、
害虫駆除の消費者相談は全国的にみられます。
国民生活センターHPより
その中で、料金の安さやインターネットで上位に表記されているというだけで業者を決めると、
中には悪質な業者に依頼をしてしまったということも多くみられているようです。
今年は長引く暑さの影響でハチが大量に発生したこともあり、先日はハチ駆除でボッタクリ被害が多発していることについてテレビで報道をされていましたが、
テレビの報道の被害者の声やネット上の情報を照らし合わせると、
ネット検索で上位に表示される「有料広告」に紛れていた悪質業者に依頼をしてしまう傾向が強いようです。
上位に表示されている
「有料広告」に紛れている悪質業者に注意しましょう。
ネットの仲介サイトやおススメサイトの注意点
「シロアリ〇〇番」や「シロアリ〇〇隊」といった、いかにも専門業者のようなホームページを見かけることがあります。しかし、これらのサイトは、実際には工事を請け負う業者ではなく、単に仲介業者である場合が多いのです。
こうした仲介サイトは、広告で集客することを目的としているため、ホームページは見栄えが良く、料金も安く表示されていることが多いでしょう。しかし、実際に訪問してくるのは、サイトとは全く別の業者です。
さらに、仲介サイトには以下のような問題点があります。
高額な手数料: 仲介サイトは、紹介した業者から高額な手数料を徴収します。そのため、業者は採算を合わせるために、追加工事を勧めてくる可能性があります。結果として、当初の見積もりよりも高額な費用を請求されるケースも少なくありません。
悪質業者の存在: 仲介サイトは、シロアリ駆除の専門知識を持たず、紹介する業者を厳密に審査していない場合があります。そのため、悪質な業者を紹介されるリスクもあります。
責任の所在が不明確: 仲介サイトは、工事契約に関して責任を負いません。トラブルが発生した場合、対応が遅れたり、責任を回避されたりする可能性があります。
また、仲介サイトを推奨する比較サイトやランキングサイトは、課金型広告ですので、情報の中立性に欠けていることを認識しておきましょう。
これらのサイトは、アフィリエイトと呼ばれる広告収入を得るために、特定のサイトを優遇しています。
インターネットには中立性のない情報が多くあることを認識しておきましょう。
技術力のある業者とそうでない業者を見極める
しろあり防除施工士という資格がありますが、しろあり防除の業務のための基礎的な知識が問われるものであり、あくまでもスタート地点です。
人によって、その技術や知見は天と地の差があることもあります。
分かりやすい例としては、
床下の湿気対策に積極的な業者の中には
シロアリ防除施工と一緒に防腐防カビ施工を勧めてくる業者がいます。
この時の「防腐成分」をどこに散布しているかで防蟻業者としてのレベルが判断ができます。
実は、技術力のある業者は、使用する防蟻剤が防蟻処理後に、どのようにシロアリに作用するかを詳細に理解しています。
防蟻成分の効果の発現は一元ではなく、その処理面や気温の影響を受けます。
「シロアリが触れた時にどのように影響があるか」を考えながら施工を行っており、
また、防蟻剤に防腐成分を含有した場合にはどのような影響があるのかについても、しっかり答えることができます。
しかし、床下の湿気対策や基礎補修工事がお金を得るための口実でしかない業者は、
防蟻剤と防腐剤の区別がありません。防腐剤と防カビ剤を混ぜて、木材中、木表面、コンクリート面や土壌面などに一斉に散布します。
つまり、両社は同じシロアリ業者でも、
後者の業者のレベルとしては、ただの薬剤を撒く散布屋でしかありません。
また、シロアリの保証期間中に、基礎補修工事を勧める業者もいますが、
防蟻処理を行った基礎表面の上に、エポキシ樹脂を塗布すると、
コンクリート面の防蟻処理の意味をなくしていることは誰にでもわかることだと思います。
シロアリの定期点検と称して、基礎の補修を勧め、防蟻再処理を行わない・・
シロアリ業者なのに防蟻のことを全く考えていない・・本当にひどいものですね。。
悪質業者の消費者被害を防ぐための当社の取り組み
一般的にマッチングサイトを運営する会社は、インターネット広告代行業を本業として利益を得ており、施工業者からの手数料がなければ会社を存続させることができません。どの業者も規模の拡大(=施工業者からの手数料の拡大)を目的としているため、市場のバランスが崩れて、施工業者の妥当な利益が得られずに消費者に不利益が被る結果に陥りやすい特徴があります。
一方、「駆除の匠」を運営しているマーケットイン合同会社は、害虫駆除施工で会社の経営がすでに成り立っている業者です。つまり、施工業者からの手数料がなくても事業を存続させることができます。
「駆除の匠」は、施工業者の専門的な立場から、近年のインターネット上でみられる消費者トラブル、仲介サイトやアフィリエイトサイトが濫立したことによる施工業者の品質の低下を防ぐことを目的として運営をしています。