真夜中に屋根裏で「ガタガタガタガタ」と物音で目が覚めて眠れず、次の日は寝不足で仕事、
そんな日が続くと日中に集中力がかけたり、疲労やストレスの蓄積にも影響してします。
きっとこの記事をご覧の方は、バルサンで小屋裏のイタチを追い出すことはできないだろうか?とお思いでしょう。
結論から言うと、条件が揃えば、小屋裏のイタチをバルサンで追い出すことは可能です。
但し、イタチの侵入経路を塞がない限りは、イタチを追い出すことに成功してもすぐに戻ってきてしまいます。
何故なら、イタチは、複数の棲み処を転々とする習性がありますが、溜め糞などによって小屋裏にマーキングを行うため、様々なイタチが臭いを元に入れ替わりやってくるためです。
また、イタチにとって人の家の小屋裏は、自然界と比べて安全で心地の良い場所です。住み慣れた自分の居場所は簡単に離れようとはしません。
つまり、イタチの侵入経路を塞がない限りは、バルサンでのイタチ駆除は無駄な出費となってしまう可能性が高いということです。
ここでは、バルサンでイタチを駆除する時に注意することを紹介します。
まず初めに、イタチは鳥獣保護法の対象となるため、勝手に捕獲することや殺処分はできません。
もしも、イタチを捕獲する場合には、行政に届け出を行うなどの手続きが必要です。
つまり、イタチ駆除といっても、勝手にイタチを殺すと法律違反となるため、自分でイタチを駆除する場合にはイタチを追い出すことになります。
バルサンは、イタチ駆除業者も追い出しに燻煙剤を使用することがあるため、効果は期待できます。人間も部屋の中で煙が充満したら、別の場所に避難するように、イタチも同じだからです。
そのため、屋根裏の通気性が良く、煙が充満しない環境では、バルサンでのイタチの追い出し効果は期待できません。
また、子育て期間中は、親が育児放棄をして子供が取り残されて死んでしてしまう可能性もあるため、イタチが小屋裏で子育てする4月~8月までの期間はバルサンの燻煙はできません。
それでは、バルサンでイタチを駆除するにはどうすれば良いのでしょうか。
自分でバルサンでイタチを駆除する時には、次の2つが条件になります。
・煙が充満できるくらいの気密性の高い屋根裏である
・屋根裏で子育てをしていない
2つの条件を満たす場合には、自分でバルサンを焚いてイタチを追い出すことを試みても良いかと思います。
バルサンでイタチを駆除するメリット
安価で自分で追い出せる可能性がある
天井裏にノミやダニなどの害虫にも効果がある
バルサンでイタチを駆除するデメリット
条件が揃わないと追い出せない可能性が高い
ムカデやゴキブリが煙から逃れようと天井裏から降りてくることがある。
侵入口を塞がない限りは再侵入を繰り返す