新型コロナが流行してからと言うもの、もはや外出時にマスクを着用するのは常識となってしまったように思えます。
しかし、中には
・いつまでマスクをつけなくちゃいけないんだろう?
・そもそもマスクって新型コロナの予防に効果あるの?
・マスクは体調が悪い人がつけるもので、健康な人はつけなくていいんじゃないの?
と感じている方もいるのではないかと思います。
そこで今回は、マスクは新型コロナの対策に効果があるのか?また、どんなマスクをつければいいのか?という点についてご紹介していきたいと思います。
マスクは新型コロナ対策になるのか?
まず最初にマスクは本当に新型コロナの対策になるのか?という点についてです。
これは結論から言いますと、マスクを着用することは新型コロナの予防に効果があります。
「マスクは新型コロナの予防効果がない」とする説の根拠としてよく聞かれるのは、新型コロナウィルス自体がマスクの網目より遥かに小さく、すり抜けてしまうから…というものです。
確かに新型コロナは空気感染の可能性も否定出来ませんので、マスクの網目をすり抜けて入ってくるから効果がないというのはある面では論理的です。
しかし、新型コロナの感染経路のメインとなるのは咳やくしゃみ、会話中に飛ぶ唾による飛沫感染であり、空気感染は可能性の一つに過ぎません。マスクはこの飛沫感染を防ぐ上で大きな働きをします。
また、仮にマスクの網目をすり抜けて体内に入ったとしても、マスクを着用することによって体内に侵入する新型コロナウィルスの絶対数を減らすことが出来ます。少数のウィルスなら体内の免疫力だけで対処出来る可能性も高くなりますので、こうした面でもマスクは新型コロナ対策に貢献していると言えます。
これたの点から、面倒臭がったりせずマスクをしっかり着用するのが賢明と言えるでしょう。
どんなマスクを着用するのがいいのか?
では、次はどんなマスクを着用するのがいいのか?という点についてですが、これについては実は一般的に販売されているマスクでも、医療従事者の方がつけているサージカルマスクやN95マスクとほぼ同程度の飛沫防止効果があると言われています。
現在ではマスクの品不足状態も解消されているので、市販のマスクを購入しておき、外出時は忘れず着用するようにしましょう。
ただし、バンダナを口元に巻いたりネックゲイターを着用するというのは飛沫防止効果が低く、何も着用していない状態とあまり大差がありません。
バンダナやネックゲイターはお洒落な感じがするので、コロナ禍の中でのファッションの一環として着用したいという方もいるかもしれませんが、やはり感染防止に重きを置くならきちんとマスクを着用した方がいいでしょう。
まとめ
今回はマスクは新型コロナ予防に効果があるのか?また、どんなマスクを着用すればいいのかについてご紹介させていただきました。
マスクをしていると息苦しかったり、何だかファッション性がない…と感じる方も多いと思いますが、新型コロナはまだ治療法が確立されていない新種のウィルスのため、致し方ないというのが現状です。
しっかりと忘れずにマスクを着用し、感染予防に努めていきましょう。